紀元前よりインドから仏教と共に中国へ渡り、
そこで漢訳され日本にも伝わってきたとされる梵字。
一文字で神仏を現す梵字には、
それ自体に秘められた力があると考えられており、
魔除けとしても使われてきたものです。

また様々な功徳を与えてくれるという「神聖な文字」
としてもあがめられており、
自分の干支を表す梵字を身につけていることで、
その梵字の示す守護本尊に守られると言われています。

酉(とり)年生まれ

守護本尊：不動明王
（ふどうみょうおう）

梵字のカーンは酉（とり）の方位の守護本尊
・不動明王を意味しています。
不動の名のごとく揺るぎない菩薩心や知恵、
慈悲をあらわす強い御姿をしています。
すべての災難を除き、事故や災いから身を守り、
未来を指し示し、災難除けなどのご利益があると云われています。